混合型頭痛の傾向を理解|専門医師に従って痛みからの開放

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頭痛の治療

生活習慣の改善

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一口に頭痛と言っても、大きく3種類に分けることができます。それは、片頭痛、緊張型頭痛、混合型頭痛の3種類です。片頭痛は、血管の拡張が原因で引き起こされるとても強い頭痛です。こめかみから目の周囲にかけてズキンズキンと脈打つような痛みが発生し、寝込んでしまうケースが多いです。また、頭痛と同時に吐き気や光過敏、音過敏などの症状が現れるという特徴があります。強烈な頭痛を引き起こす血管拡張がなぜ起こるのかという原因は解明されていませんが、ストレスと密接な関係を持っているのではないかと言われています。一方、緊張型頭痛は、首や肩のコリが原因で発生する鈍い頭痛です。片頭痛のような副症状が発生することはありませんし、寝込むほどの強い痛みは起こらないという特徴があります。ちなみに、混合型頭痛というのは、文字通り、片頭痛と緊張型頭痛が混ざり合った頭痛です。はっきりとしたことはわかりませんが、もともと片頭痛が起こりやすい身体的素因を有している人が、長時間のデスクワーク等によって肩コリや首コリの症状を抱え込んでしまった時などに発症するのではないかと考えられています。いずれの場合も、医療機関を受診して医師の診察を受けるのが望ましいですが、緊張型頭痛と混合型頭痛の場合は、生活習慣を改善することで症状を軽減できる可能性が高いです。具体的には、ツボマッサージやウォーキングなどの軽い運動が有効です。混合型頭痛の場合は、生活習慣の改善だけで完治することはありませんが、体や心の負担を軽くすることができます。

具体的な治療方法

頭痛の種類によって、その対処方法や治療方法が大きく変わってきます。たとえば片頭痛の発作が起こった場合には、頭部を冷やし、暗くて静かな場所で安静を保つようにするのが正しい対処方法です。一方、緊張型頭痛の場合の対処方法は、それとは正反対になります。まず頭部は冷やすのではなく、温めます。また、体を横たえて安静にしているよりも、軽いストレッチなどを行うようにした方が早く症状が治まります。簡単に言うと、全身を柔らかくほぐして筋肉の緊張をゆるめてやることが、とても重要になってくるのです。一般的に、どこか体の具合が悪い場合は、まず安静を保つことが大切だと言われていますが、緊張型頭痛の場合はその常識があてはまりません。これら2つの頭痛が混ざり合っている混合型頭痛の場合は、その時々で対処方法が変わってきます。医療機関によって具体的な治療方法が異なっていますが、まず生活習慣の改善指導を行って、比較的治しやすい緊張型頭痛の方から治療を開始するケースが多いです。そして、緊張型頭痛の症状がある程度治まった段階で、薬物療法による片頭痛治療を始めるのが一般的です。片頭痛治療薬には、頭痛が起きる前に飲む予防薬と、頭痛が起きてから飲む頓服薬があります。中等症以上の片頭痛を市販の頭痛薬で治すことはできませんので、片頭痛や混合型頭痛で悩んでいる人は、医療機関で診察してもらうのが一番です。